2017年8月7日月曜日

「親への手紙」全国ツアー開催地募集:茨城県北でどうですか?

すでに9月に出版が決まっている「新編 日本一醜い親への手紙」 の編者、今一生さんが出版に際して講演会&オフ会の全国ツアーを予定しています。続々と日程が決まっていて、札幌、函館、神戸の開催が決まりました。 http://con-isshow.blogspot.jp/ ツイッター眺める限り福岡でも決まりそうです。東京や大阪あたりでも開催予定のようです。それに伴って、開催者を募集しています。

この本に載る手紙は、虐待されてきた子が親への気持ちを文章にしたためたものです。それも親以外の読者を意識した手紙です。自分を虐待した親への気持ちを、読者に知ってもらいたくて書かれた手紙です。

20世紀に入り、日本の司法は、被害者学(victimologie)的な視点から見直されてきました。飲酒運転による交通犯罪の厳罰化がその最たる例でしょう。厳罰化により飲酒運転は激減しました。(「飲酒運転で検挙された人の数が2015年までの10年間で5分の1に減った。警察庁への取材で分かった。」朝日新聞、2016年8月24日)

しかし、児童虐待防止がその流れにあったかというと、私は甚だ疑問です。平成27年度の全国児童虐待相談件数は103,260件(「全国の児童相談件数の推移」平成28年8月4日、厚生労働省)で、20年間で100倍に膨れ上がっています。また、平成15年〜平成26年度までに虐待で殺された子どもは1,000人を超えます。捕捉率が高まってきたであろうことは評価できますが、「改善された」とは、到底言うことができません。

いろいろ要因は考えられると思いますが、やはり我々の「子どもの権利」の軽視が問題ではないかと思います。加害者でしかない親の境遇がなぜか注目され、その効果として一般の犯罪よりも減刑されるケースが多いように思います。

子どもは親とは別の人格主体を持ち、別の権利主体を持ちます。親権は、子どもの最善の利益を追求するための権利に過ぎず、親自身の利益を追求するための権利ではありません。 したがって、子どもの権利は、子ども自身の最善の利益の追求という点において、当然に親権に先立ちます。児童虐待防止法を初め、民法上でも、子どもの最善の利益を守るための規定はあります。しかし、最大限に活用されているかというと、これも疑問です。

我々は、被害者たる子どもの視点を持って、児童虐待を再考する必要があると思います。 そのために当事者の主観的事実を知るしかないと思います。「親への手紙」はそれを可能とします。多くの人たちに読まれたらいいと思います。

さて、茨城の虐待防止NPOや自治体の皆様、開催はいかがですか?8月27日の茨城県知事選に出馬表明された 鶴田まこみ さんは「認定NPO法人 いばらき子どもの虐待防止ネットワークあい」の発起人となってますよね。これから話題になるでしょう。児童虐待防止のムーブメントのチャンスかもしれません。

特に企業城下町たる日立市での開催とかいかがですか。







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